実務経験証明書を添付する際の注意

建築一式工事は、「総合的な企画・指導・調整のもとに建築物を建設する工事」であり、複数の専門工事を組み合わせて建築物を作りまたは解体する工事をいいます。これらは工事の規模・複雑さ等により、内装工事業、屋根工事業、大工工事業といった「専門工事」では施工できないような工事を指します。

建築確認についての書類が必要

実務経験証明書を添付する場合には「建築一式工事を行ったことについての契約書等」を10年分用意しなくてはなりません。さらにはそれぞれの工事が「建築確認を要する規模のものであること」が必要なため、「建築確認申請書の写し」等のテンプが必要になります。
実務経験以外の証明方法としましては、建築工事業の許可を取得している法人の取締役等をしていた経験があるものの場合は「建設業許可通知書等の写し」、1級建築士等の資格がある場合は「資格証の写し」があります。